コンテンツにスキップ
【重要】お客様アカウントのログイン方法変更のお知らせ
【重要】お客様アカウントのログイン方法変更のお知らせ
2022年10月に長野県・菅平高原アリーナで開催されたMBC POWER主催のBIG3トレーニングキャンプ。参加者がパワーラックやバーベルを使用して実技講習を受ける会場風景。「日本にストレングス系トレーニングキャンプの文化を。」のメッセージを重ねたブログのメインビジュアル。

【特集Vol.52】日本にストレングス系トレーニングキャンプの文化を。

欧米では、パワーリフティングやウェイトリフティングなどのリフティングスポーツを対象に、競技技術やトレーニング理論を集中的に学ぶトレーニングキャンプが開催されています。

日本でも、ボディビルやフィジークといったボディメイク系のトレーニングキャンプは、以前に比べて珍しいものではなくなってきました。

一方、ストレングス系の分野では、単発のセミナーやワークショップは数多く開催されているものの、数日間にわたって座学と実技を組み合わせ、競技技術やトレーニング理論を体系的に学べる本格的なトレーニングキャンプは、まだ限られていると感じています。

MBC POWERでは、こうしたリフティングスポーツやストレングス競技に特化したトレーニングキャンプ文化を日本にも広めたいという思いから、2022年10月15日・16日の2日間、長野県上田市の菅平高原アリーナで「BIG3トレーニングキャンプ」を開催しました。

複数日にわたって座学と実技を組み合わせた、当時の日本ではまだ珍しい形式のストレングス系トレーニングイベントでした。

2022年MBC POWER BIG3トレーニングキャンプの活動記録。スクワットやデッドリフトの技術指導、身体の動きを学ぶ実技講習、参加者の集合写真、交流会の様子をまとめたコラージュ画像。

2022年 BIG3トレーニングキャンプの様子

 


2022年、菅平高原で開催したBIG3トレーニングキャンプ

このキャンプでは、日本のパワーリフティング界で選手・指導者として豊富な実績を持つ3名を講師に迎えました。

  • 渋谷優輝トレーナー:スクワット、スポーツ栄養学
  • 鈴木佑輔トレーナー:ベンチプレス、大会戦略
  • 栗原弘教トレーナー:デッドリフト、トレーニングプログラミング

BIG3のフォームや技術だけでなく、解剖学、身体の使い方、栄養管理、RPEやピリオダイゼーションを活用したトレーニング計画、試合での戦略まで、幅広い内容を2日間に凝縮しました。

講義を聞くだけでなく、実際にバーベルを使ったワークショップや、講師と参加者が一緒にトレーニングを行う時間も設けました。

このキャンプで重視したのは、断片的な知識を得るだけで終わらず、学んだ内容を日々のトレーニングに活かせるようになることです。

また、同じ競技やトレーニングに情熱を持つ参加者同士が交流し、新たなつながりをつくる場でもありました。

技術と知識を学び、実践し、同じ志を持つ仲間と交流する。

そうした経験を一度に得られることが、複数日にわたるトレーニングキャンプの大きな魅力だと考えています。

2022年10月15日・16日に長野県菅平高原で開催されたBIG3トレーニングキャンプの告知画像。パワーリフティング選手の写真と菅平の風景を組み合わせたイベントビジュアル。

2022年10月15日・16日に開催されたBIG3トレーニングキャンプのタイムテーブル。スクワット、ベンチプレス、デッドリフトの実技講習、座学、合同トレーニング、交流会など2日間のプログラムを掲載。

開催当時の告知ビジュアル・タイムテーブル

 


ストレングス系トレーニングキャンプの開催を難しくするもの

実は、このイベントの開催にあたって最も苦労したことの一つが、会場探しでした。

十分な広さがあり、競技水準のラックやバーベル、プレートなどのフリーウェイト器具が揃い、さらに複数日にわたって施設全体を貸し切れる場所となると、当時は国内でも選択肢が非常に限られていました。

こうした施設面の制約が、ボディメイク系のトレーニングキャンプと比較して、ストレングス系のトレーニングキャンプを開催しにくい要因の一つになっていると感じました。

全国各地の施設を調べた結果、最終的に選んだのが長野県の菅平高原アリーナです。

ラグビー日本代表やプロスポーツチームの合宿にも使用される施設で、十分な広さと競技水準のフリーウェイト設備が整っていました。

ただし、大都市圏からは距離があり、参加者の移動には負担がありました。施設の予約も容易ではなく、秋のオフシーズンにしか日程を確保できないという制約もありました。

充実したトレーニング設備と、イベント会場としての使いやすさを両立することの難しさを実感した経験でした。

2022年10月に長野県の菅平高原アリーナで開催されたMBC POWER BIG3トレーニングキャンプ。パワーラックやプラットフォームを備えた会場で参加者が実技講習を受ける様子。

菅平高原アリーナの会場風景

 


新しいMBC POWER GYMを、ストレングススポーツの交流拠点に

MBC POWERでは現在、名古屋市内の大型物件への移転を進めており、2026年末の移転を予定しています。

新施設では、フリーウェイトを中心とした本格的なトレーニング環境を整備する計画です。

新施設は、自社取り扱い製品のショールームやモデルジムとしての役割に加え、パワーリフティングやウェイトリフティングをはじめとするストレングススポーツの競技者に、質の高いトレーニング環境を提供することも目的としています。

そして、トレーニングキャンプやセミナー、各種イベントを継続的に開催できる拠点とすることも、施設計画の当初から重要な目的の一つでした。

2022年の開催時に課題となった会場の確保や設備面の制約を解消し、より自由度の高い環境で、こうしたイベントを継続的に開催できるようにしたいと考えています。

単にトレーニングを行うだけでなく、競技技術や理論を学び、選手や指導者が交流し、知識や経験を共有できる場所。

新しいMBC POWER GYMを、そんなストレングススポーツの拠点に育てていくことが私たちの目標です。

名古屋に新設予定のリフティングジムの完成イメージ。パワーラックやフリーウェイト設備、人工芝のファンクショナルトレーニングエリアを配置した施設レイアウト

新MBC POWER GYMの完成予想CG。フリーウェイトエリアとファンクショナルトレーニングエリアを備えた新施設を計画しています。

 


BIG3トレーニングキャンプの復活に向けて

2022年のBIG3トレーニングキャンプから約4年。

新しいMBC POWER GYMの完成を機に、BIG3トレーニングキャンプの再開催を目指しています。

開催時期や内容はまだ未定ですが、パワーリフティングやウェイトリフティングなどの競技者はもちろん、トレーニング愛好家や指導者の皆様にとっても、学びと交流の場になるようなイベントを企画していきたいと思います。

リフティングスポーツやストレングス競技に特化したトレーニングキャンプが、日本でもより身近な存在になっていくことを願っています。

今後の展開にぜひご期待ください。

次の記事 【特集Vol.51】モノリフトとは?究極のスクワット専用ラックを解説