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ROGUEエコーバイク vs ROGUEエコーローワー 徹底比較

ROGUEエコーバイク vs ROGUEエコーローワー 徹底比較

はじめに

ホームジムから商業ジム、アスリート施設まで幅広い人気のある「ROGUEエコーバイク」と、2024年に新登場したローイングマシン「ROGUEエコーローワー」、どちらも心肺能力と全身の筋力を効率よく鍛える有酸素マシンです。

本記事では使用する筋肉の違い身体の使い方の違い設置スペース向いているトレーニングの違いといった観点から、この2機種を比較し、それぞれどんな人におすすめか を解説します。


✅使用する筋肉の違い

どちらも全身を使うトレーニングですが、動員される筋群には若干の違いがあります。

エコーバイクはペダルを漕ぐ脚力に加え、ハンドルを押す&引く腕力を同時に発揮します。

エコーローワーはボート漕ぎ動作を再現する全身連動で、上半身は引く動作が中心となりますが、背中の筋肉全体をしっかりと動員できます。

 

▶ ROGUEエコーバイク(エアバイク)の主な使用筋肉

下半身:大腿四頭筋、ハムストリング、臀筋、腓腹筋

上半身(押す動作):大胸筋、三角筋前部、上腕三頭筋

上半身(引く動作):広背筋、僧帽筋、上腕二頭筋、前腕

体幹:腹直筋、腹斜筋、脊柱起立筋など(姿勢安定)

 

▶ ROGUEエコーローワー(ローイングマシン)の主な使用筋肉

下半身(最初の力発揮):大腿四頭筋、ハムストリング、臀筋

体幹(パワー伝達・安定):腹直筋、腹横筋、内・外腹斜筋、脊柱起立筋

上半身(引く動作):広背筋、僧帽筋、菱形筋、三角筋後部、上腕二頭筋、前腕

 

✅身体の使い方の違い 〜動き続けるvsリズムで連動〜

エコーバイクとエコーローワーでは筋肉の使い方にも違いがあり、エコーバイクは全身の筋肉を絶え間なく使い続ける点が特徴、エコーローワーは筋肉が主動作と休息を繰り返す構造で長時間継続しやすいという特徴があります。

 

▶ エコーバイク:絶え間なく動き続ける全身同時稼働

エコーバイクの特徴は、脚と腕を同時に、かつ連続的に動かし続ける構造にあります。ペダルを漕ぐ脚、ハンドルを押す・引く腕、それぞれが常に負荷のかかった状態で運動を続けるため、筋肉には休むタイミングがほとんどありません。

体幹含め全身の筋パワーを総動員することで他のカーディオマシンでは不可能な極めて強度の高いワークアウトも可能で、持久力だけでなく瞬発力や精神的タフネスも鍛えられる設計です。まさに“全身フル稼働”という言葉がふさわしい負荷構造と言えます。

 

▶ エコーローワー:順次連動型で自然に“休み”がある運動

ローイング動作は「脚で押す → 体幹で支える → 腕で引く → リカバリーで戻す」という段階的・リズミカルな運動です。各部位の筋肉が主動作と休息を交互に繰り返す構造のため、比較的長時間の運動にも耐えやすく、初心者やシニアにも取り組みやすい設計です。脂肪燃焼を目的とした中~長時間の有酸素運動にも取り入れやすいでしょう。


✅設置スペース

日本では、ホームジムはもちろん商業ジムやアスリート向け施設でもスペース制限があるケースが多く、サイズや移動・収納のしやすさは重要となります。

エコーバイクは、折りたたみ収納はできませんが、使用時の専有面積はエコーローワーよりコンパクトです。重いため、移動には少し力が必要です。

エコーローワーは使用時の専有面積は大きいが、折りたたみ可能で収納時の専有面積がエコーバイクよりも小さいという特徴があります。軽いため、移動は容易です。


▶ エコーバイク

本体重量:55.8kg

専有面積:139.7cm×74.9cm

 

▶ エコーローワー

本体重量:32.9kg

使用時の専有面積:251.5cm x 66cm

折りたたみ時の専有面積:96.5cm x 66cm

 

✅向いているトレーニングの違い

エコーバイクの空気圧による無限抵抗と全身を絶え間なく動かす構造の組み合わせは短時間で極限の負荷をかけられるため、心拍数を一気に上げて心肺機能と筋力を短時間で追い込むトレーニングに最適です。

エコーローワーは長時間の有酸素運動に取り入れやすく、心肺機能や筋持久力の強化や体脂肪燃焼、リハビリ的運動にも取り入れやすいでしょう。

 

▶ エコーバイクが向いているトレーニング

高強度インターバルトレーニング(HIIT)

サーキットトレーニング

減量・脂肪燃焼目的のスプリント

 

▶ エコーローワーが向いているトレーニング

長時間の持久有酸素運動(LISS)

低強度~中強度インターバルトレーニング

体幹・姿勢制御を目的としたリハビリ的運動

 

✅それぞれどんな人におすすめか

▶ エコーバイクがおすすめな人

ROGUEエコーバイクは、全身を同時に動かし続ける“無限負荷型”のエアバイクです。ペダルを漕ぎながらハンドルを押し引きする動作により、脚・腕・体幹のすべてを絶え間なく使い続ける設計が特徴です。そのため、簡単に極めて高強度なワークアウトを行うことができます。

高強度インターバルトレーニング(HIIT)を日常的に行う人や、筋力・心肺機能・精神的な粘り強さまで鍛えたい人にエコーバイクは最適です。インターバルトレーニングで脂肪燃焼や心肺強化を狙う場合、このバイクの右に出るものはありません。


▶エコーローワーがおすすめな人

ROGUEエコーローワーは、脚・体幹・腕を順に連動させて動かす“全身ローイング動作”により、フォームとリズムを重視した効率的な有酸素運動が行えるマシンです。滑らかなストロークと静音性に優れ、長時間の持久的なトレーニングや姿勢改善、心肺機能の向上に最適です。

オールラウンドに使える有酸素マシンを求める幅広い層にマッチします。クロスフィットはもちろん、一般のフィットネス愛好家で全身の持久力アップや体脂肪燃焼を図りたい人、関節への衝撃を避けて安全に有酸素運動をしたい人(例えばランニングの代替として)にエコーローワーは理想的です。

 

✅まとめ

 比較項目 エコーバイク エコーローワー
主な使用筋肉 下半身+体幹+上半身 下半身+体幹+上半身の主に引く筋肉
身体の使い方 絶え間なく動き続ける全身同時稼働 順次連動型で自然に“休み”がある運動
設置スペース 専有面積がコンパクト 専有面積は大きいが、折りたたみ収納可能
移動の容易さ やや重く移動に力が必要 軽く動かしやすい
向いているトレーニング 高強度インターバルトレーニング、パワー向上 長時間の持久有酸素運動、姿勢改善・全身協調
どんな人におすすめか アスリート、HIITを日常的に行う人 オールラウンドに使える有酸素マシンを求める人

 


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ROGUE FITNESSとは

ROGUE FITNESSとは

ROGUE FITNESS(ローグ フィットネス)は、バーベル、パワーラック、ストレングス器具などを製造する、ストレングス&コンディショニング機器の世界的トップメーカーです。
ROGUEはクロスフィット、ウェイトリフティング、アーノルドクラシック、ストロンゲストマン、パワーリフティングの公式サプライヤーであり、2006年に米国オハイオ州で創立されて以来、ガレージからアリーナまで、あらゆるレベルのアスリートのニーズに応える製品を作り続けています。
MBC POWERは、日本正規代理店として、ROGUE製品の輸入と販売を行っています。

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