Skip to content
リフティングベルト(トレーニングベルト)選び方ガイド

リフティングベルト(トレーニングベルト)選び方ガイド

初めてのリフティングベルト選びで迷っていませんか?素材や幅など種類ごとの違いを踏まえ、あなたに最適なトレーニングベルト選びのポイントをわかりやすく解説します。これを読めば、自分に合ったベルトが見つかるはずです。

 

ウェイトトレーニングやパワーリフティング、ウェイトリフティングで腰を保護し、パフォーマンスを向上させるために役立つアイテムがリフティングベルト(トレーニングベルト)です。

ベルトを巻くことで腹圧を高め、腰や体幹を安定させる効果があります。しかし、ベルトにも様々な種類があり、初めて選ぶ際にはどれが自分に合っているか迷うものです。そこで本記事では、リフティングベルトの種類や特徴を比較し、初心者〜中級者向けに適切なベルトの選び方を解説します。


素材の違い:ナイロンベルト vs レザーベルト

 

ナイロンベルト

ナイロン素材で作られたベルトは、軽量で柔軟性があるため初心者にも扱いやすいタイプです。面ファスナー(ベルクロ)式の留め具で締め具合を細かく調節でき、着脱もスムーズです。代表的な製品にROGUE 4インチナイロンウェイトリフティングベルトROGUE 5インチナイロンウェイトリフティングベルトがあります(5インチ幅は背中側がより広く、腹部へのサポート範囲が大きくなります)。また、ELEIKO ハイブリッドリフティングベルトのようにEVAフォーム素材を用いたものは体にフィットしやすく、高級感があり快適な付け心地です。 

 

レザーベルト

革製のリフティングベルトはナイロン製に比べて硬く伸びにくく、高重量のスクワットやデッドリフトで腰を強力に支えてくれます。例えばROGUE エコー10mm リフティングベルトは厚さ10mmの本革ベルトで、適度な剛性があり初心者にも扱いやすいでしょう。高品質な革を使用したELEIKO ウェイトリフティングレザーベルトは、使い込むほど体になじみ、長く使える一品です。パワーリフティング競技を視野に入れるなら、IPF(国際パワーリフティング連盟)公認のELEIKO パワーリフティングベルト ブラックのような13mm厚の極厚革ベルトが最大級の安定性をもたらします。

 

リフティングベルトの幅と形状

ベルトの幅も選ぶ際のポイントです。一般的なトレーニングベルトの幅は約10cm(4インチ)で、腰全体にサポートを与えます。

パワーリフティング向けのベルトは前後ともこの幅で腰回りをしっかり固定します。一方、製品によっては背中側を広く、前側を細くしたテーパー(先細り)形状のものもあります。

例えばROGUE 5インチナイロンベルトは背中側を特に広く、前側を細くし、動きやすさとサポート力を両立させています。また、ELEIKO ウェイトリフティングレザーベルトのように背面が広く前面が細いデザインなら、クリーンやスナッチなどの動作でも腰に当たりにくいでしょう。逆に腰への最大限のサポートが欲しい場合は、全周が同じ幅のベルトを選ぶことでより強固な固定感が得られます。

もしトレーニングが高重量のパワーリフティング種目中心であれば、前後が同じ幅で硬く厚い革ベルトが安心です。動きやすさを重視する場合や、クリーンやスナッチなどを行うなら、ELEIKO ウェイトリフティングレザーベルトのようなテーパー形状のベルトか、ナイロン製の柔軟で動きやすいタイプがおすすめです。

尚、一般的ではありませんが、小柄なアスリート向けの7.5cm/3インチのリフティングベルトや、ベンチプレス専用の更に細いベルトも流通しています。

 

ベルトの厚さと留め具

革製ベルトでは、その厚さも重要なポイントです。革ベルトには厚さ約10mmのものと、さらに厚い約13mmのものがあります。厚いほど剛性が増して腹圧に対する反力が強まり、サポート力も高まります。しかし厚すぎるベルトは体になじむまで時間がかかり、最初は硬く締めにくく感じるでしょう。

厚さ10mm程度のベルト(例:ROGUE エコー10mm)は馴染みやすく初心者にも扱いやすい一方、13mm級のベルト(例:ELEIKO パワーリフティングベルト)は硬く、その分最大の支えを得られます。

最初から極厚のものではなく、まずは10mm前後のベルトで慣れ、必要に応じて段階的にステップアップすると良いでしょう。

なお、ナイロンベルトは革ほど厚みがありませんが、しっかり巻けば十分に腰をサポートできます。

バックル(留め具)の形式にも違いがあります。革ベルトは穴に通すピン式とレバー式があり、ピン式にはピン1本のシングルピンと2本のダブルピンがあります。シングルピンは締めやすく、ダブルピンは固定力が高いですが着脱に少し時間がかかる傾向があります。

また、レバー式バックル(テコ式)はワンタッチで着脱でき、主にパワーリフティング向けです。

ナイロンベルトは面ファスナー(ベルクロ)式を採用したものが多く、細かな締め加減を素早く調整できます。ただし、ベルクロ部分は使い込むと摩耗するため定期的な交換が必要になる点も覚えておきましょう。

 

まとめ

自分に合ったリフティングベルトを選ぶ際は、以上のポイントを踏まえて選びましょう。初心者のうちは、まず柔軟で扱いやすいナイロン製ベルトや厚さ10mm程度の革ベルトから始めてみましょう。普段のトレーニングではナイロンベルトの動きやすさを活かし、扱う重量が増えてきたら革ベルトにステップアップするのもおすすめです。自身の目的や体格に合ったベルトを見つけて、腰の保護とパフォーマンス向上の両面でトレーニングの質を高めていきましょう。

 

当店ではリフティング用品の分野で世界的なトップブランドであるスウェーデンELEIKO社とアメリカROGUE社のリフティングベルトを取り揃えております。

革製

ROGUE エコー10mm リフティングベルト

ELEIKO ウェイトリフティングレザーベルト

ELEIKO パワーリフティングベルト ブラック

ナイロン製

ROGUE 4インチナイロンウェイトリフティングベルト

ROGUE 5インチナイロンウェイトリフティングベルト

ELEIKO ハイブリッドリフティングベルト

Previous article リフティングプラットフォームの解説、選び方ガイド
Next article 最軽量300kgスクワッター石川葵選手 TYRFORCE エリートカーボンリフター実戦レビュー

Agreement to the Terms of Service and Privacy Policy is required.

An error occurred. Please wait a moment and try checking the checkbox again.