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トレーニングで肘を守るサポーターにはさまざまな種類があり、どれを選べば良いか本当に迷ってしまいます 。ここでは「エルボースリーブ」「コンプレッションカフ」「ビギーコンプレッションカフ」「エルボーラップ」の4種類について、それぞれの特徴とどんな人におすすめかを解説します。
エルボースリーブは厚手のネオプレン素材などで作られた肘用サポーターで、肘関節全体を覆って保護します。関節や腱をしっかり包み込み、プレス動作のボトム部分で肘の動きをサポートしてくれるのが大きなメリットです。装着中は肘周りを温めてくれるため、関節や腱が冷えて硬くなるのも防いでくれます 。肘が温まっているとケガの予防にもつながり、トレーニング中の痛み軽減にも役立ちます。
スリーブは適度な圧迫で肘を安定させるため、ベンチプレスやショルダープレスなどプレス系種目での肘のブレを減らしフォームを安定させてくれます 。実際、高重量のベンチプレスでは肘関節にかなりの負担がかかるため、怪我の予防にエルボースリーブを用意しておく価値は高いです 。スリーブを着けることで肘の違和感を抑えつつトレーニングに集中でき、結果的にパフォーマンス向上にも寄与します。
どんな人におすすめか?
エルボースリーブは、ベンチプレスなどプレス種目を頻繁に行う人や、肘の不安を感じやすい人に特に向いています。常に適度な圧迫と保温で肘をサポートしてくれるので、肘が痛みやすい方や関節の保護を優先したい方にぴったりです。装着したまま動き回れる手軽さもあり、一度着ければトレーニング中ずっと肘を守ってくれるため、日常的にジム通いするフィットネス愛好家にも使いやすいでしょう 。
コンプレッションカフは、リング状の小さなサポーターで肘や前腕に装着します。幅数センチ程度のバンドが肘付近を強く圧迫し、痛みの原因となるポイントをピンポイントで締め付けてくれます。テニス肘など肘周りの腱の痛みに悩む人には、この集中的な着圧が効果的です 。実際にコンプレッションカフはそうした肘や膝の不快感を和らげる目的で開発されており、痛みを感じる箇所に巻くことでトレーニング中の違和感を軽減してくれます 。
エルボースリーブと比べるとカフのサポート範囲は狭いですが、その分圧迫力はかなり強めです。肘全体ではなく痛む箇所をピンポイントに締め付けることで、「ここが辛い」という部分の痛みを和らげてくれます 。一方でバンドの幅が短い分、動かしているうちにズレやすかったり、腕がパンプアップするとキツく感じる場合もあります。しかしそのコンパクトさゆえに可動域を妨げにくく、装着したままでも肘の曲げ伸ばしが比較的スムーズなのは利点です 。
どんな人におすすめか?
コンプレッションカフは肘の特定箇所に痛みを抱えている人に最適です。例えば「肘の外側が痛む」「肘の曲げ伸ばしのこの部分が辛い」という場合に、その部分を集中圧迫することで痛みを最小限に抑えてトレーニングを続けやすくしてくれます 。エルボースリーブのような保温とサポートを目的としたものではないため、それらを目的としての使用には向いていません。
ビギーコンプレッションカフは、通常のコンプレッションカフより幅が広く設計されたモデルです。その幅約4.5インチ(約11.5cm)のバンドが肘関節の上下をまとめて覆います 。広範囲を包み込むことで一点だけでなく肘全体に近いサポートが得られるのが特徴で、「普通のカフだと範囲が狭すぎる」という悩みを解決してくれます。
このビギータイプは、肘周りのしつこい痛みや広い範囲にわたる違和感を軽減するのに適しています 。たとえば肘だけでなく前腕上部や上腕下部までサポートが必要な場合、ビギーカフなら一度にカバー可能です。幅が広くなった分、サポートや保温効果も向上しており、プレス系種目のボトム部分での反発もあるため、重い重量を扱う際の関節保護にも一役買ってくれる頼もしいギアです。
どんな人におすすめか?
ビギーコンプレッションカフは肘周辺の広範囲に圧迫が欲しい人に向いています。具体的には、通常のカフではカバーしきれない広い部位に痛みを抱える人や、腕が太く通常サイズでは圧迫が局所的になりすぎる人におすすめです 。また、ベンチプレスやオーバーヘッドプレスなど高重量を扱うリフターで関節への不安がある方にも適しています。肘関節全体に近いエリアを支えてくれるので、重いプレス動作のボトムポジション(肘を深く曲げた位置)で関節が不安定になるのを防ぎ、自信を持って挙上に集中できるでしょう 。
エルボーラップは伸縮性のバンドを肘に巻き付けて使う、本格派向けのサポーターです。使用時は自分で肘関節の周りに何重にも巻いていきます。巻く強さ次第でサポート力は自由に調節可能で、思い切りきつく巻けば肘がほとんど曲がらないほど強力に補強されます。そのため、ベンチプレスやダンベルプレスで高重量を扱う場面で最大限の助けとなってくれるギアです 。
ただしエルボーラップは構造上、エルボースリーブのように付けっぱなしで何セットも連続使用することには向いていません。各セットごとに巻いては外し…という使い方が基本になり、トレーニングの要所要所で投入するスペシャルサポーターといえます 。装着と脱着に手間がかかる分、毎回のセットに本気で挑むモチベーションにもなりますが、気軽さは他のサポーターより劣ります。また、生地が肘に食い込む感覚も強いので、慣れないうちは痛みを感じることもあるでしょう。
どんな人におすすめか?
エルボーラップは高重量に挑むリフターや肘の安定性を最優先にしたい人に適して
います。具体的には、ベンチプレスで最大挙上重量に挑戦する時や、肘を酷使する種目でどうしても不安が残る時に、ラップの強力なサポートが役立ちます。反対に、そこまでの高重量を扱わないトレーニングではオーバースペック気味になるため、日常的なトレーニングではなくここ一番の勝負セットでの使用に向いていると言えます 。扱い自体が上級者向けですが、その分正しく使えば肘のブレを抑え込んでくれる強力な味方となるでしょう 。
肘サポーターと言っても、エルボースリーブからコンプレッションカフ、エルボーラップまで用途や特徴はさまざまです。それぞれの強みを理解して、自分のトレーニングスタイルや悩みに合ったものを選ぶことが大切です。肘の違和感に悩んでいる方は無理をせずサポーターに頼ってみましょう。正しく活用すれば、怪我の予防につながり、結果として長くトレーニングを楽しむことができます。ぜひ自分にぴったりの肘サポーターを見つけて、快適かつ安全な筋トレライフを送りましょう!
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