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ホームジムについて

木造住宅四畳半で作る本格フリーウェイトホームジム

木造住宅四畳半で作る本格フリーウェイトホームジム

【はじめに】

ホームジムをつくる際に、チープな家庭用器具ではなく商用・競技用グレードのしっかりした器具を設置するというのは近年の世界的な流れであり、米国のROGUE FITNESS社に代表される本格的なフリーウェイト器具を個人顧客向け中心に販売するメーカーの隆盛もその時代の潮流に乗ったものと言えます。

そういった世界的な流れの影響もあり、日本でもホームジムに本格的なフリーウェイト器具を設置する人が確実に増加しています。
私(店長神野)が2011年に自宅マンションの一室に競技用ラックやバーベルを設置したジムを作った頃は、同じような本格的な競技用フリーウェイト器具を設置したホームジムというのはあまり聞いた事がありませんでした。
それが現在(2022年)ではそういった本格的ホームジムを多く方が自宅に作っており、全く珍しいものではなくなっていると感じます。


【日本の木造住宅に適した本格フリーウェイト器具の必要性】

しかし、そういった本格的なホームジムをつくる際に問題になってくるのが、ホームジムをつくる場所についての日本特有の環境です。

欧米、特に世界最大のフィットネス市場である北米では、ホームジムと言ってもある程度広く床の耐荷重量にも余裕のあるガレージや地下室に作るのが一般的です。
大きく頑丈な欧米製品や、アジア製品でも欧米向けに作られた製品については、そういった欧米人のホームジムを想定したサイズ感と仕様で設計されています。

日本では人口の過半数は一戸建てに住んでいるというデータがあり、一戸建ての殆どは木造住宅です。
木造住宅の床の耐荷重量は鉄筋コンクリート造のマンションと比較すると低く、加えてホームジムに使える部屋の広さは四畳半から広くても六畳程度までが一般的ではないかと思います。

欧米のように商用・競技用グレードの本格フリーウェイト器具でホームジムをつくるという方は今後日本で更に増加していくでしょう。
しかし、それには欧米製品や欧米向け製品だけでなく、日本のホームジム事情に精通した国内業者により企画設計された日本向け器具の拡充が必須であると感じています。

MBCではこれまで多くのお客様からフィードバックを受けてきた中で、スペースと床の耐荷重量に制限がある木造住宅四畳半~六畳スペースへのホームジムの設置という日本の住宅事情独特のスタイルに適した本格フリーウェイト器具の必要性を強く感じてきました。

それに伴い、これまで実際に、

・コンパクトで拡張性の高いラック
・スリーブをショート化したオリンピックシャフト
・コンパクト設計のベンチ
・狭い空間でも使いやすいプレート収納

といったオリジナル製品を開発してきました。

本ページでは木造住宅に本格的なホームジムを作る際の注意点やオススメ器具等について筆者自身が自宅にホームジムを作った経験も交え書いていきたいと思います。


【木造住宅ホームジムに必要な広さ】

まずホームジムに必要な広さについて、必要な広さを解説していきます。


(1)最低限必要な広さ

当店で販売するコンパクト設計のフリーウェイト器具を使ってホームジムを作る際、最低限必要となる広さは幅220cm、奥行180cm程度です。
四畳半の部屋の寸法は規格によりまちまちですが、広めの四畳半は270cm×270cm程度、狭めの四畳半は250cm×250cm程度となります。

・幅について
バーベルの左右に15cmずつの隙間があればプレート交換はギリギリ可能です。190cmのショートスリーブバーベルを使用する場合、最低限必要な部屋の幅は190cm+15cm+15cmで220cmになります。
220cmの通常サイズのバーベルを使用する場合、最低限必要な部屋の幅は220cm+15cm+15cmで250cmになります。
左右に余裕が少ない場合、プレートは薄い物を選択するのが重要です。

・奥行について
スクワットスタンドでベンチプレスを行なう場合、最低限必要な奥行きは180cm程度です。
180cmあればベンチを適切な位置に設置可能で、使用者の身長やフォームによっては足が窮屈になりますがベンチプレスは可能です。

(下の画像は私が以前の住居に作ったホームジムで、写真では奥行180cmのラバーマットの上にスクワットスタンドの土台148cmタイプを設置しております。この状態で身長172cmの私がベンチプレスを行えますが、足を投げ出すとマットからはみ出します。)
SPFRM50MM13


(2)余裕にある広さ

幅250cm以上、奥行200cm以上あるのが理想です。

・幅について
スムーズなプレート交換を行うにはバーベルの左右に30cm程度が必要になります。
190cmのショートスリーブバーベルを使用する場合、余裕のある部屋の幅は190cm+30cm+30cmで250cmになります。
220cmの通常サイズのバーベルを使用する場合、余裕のある部屋の幅は220cm+30cm+30cmで280cmになります。

・奥行について
スクワットスタンドでベンチプレスを行う場合、足のスペースを考慮すると(使用者の身長にもよりますが)奥行は200cm以上あるのが理想です。

(下の画像は私が幅250cmの四畳半の部屋に作ったホームジムです、190cmのショートバーベルを使用する事でプレート交換に十分なスペースがあります。)
2022HomeGym


【木造住宅ホームジムに適した器具】

木造住宅では床の負担を抑える為にまず器具の総重量を抑えたシンプルな構成にするのが重要です。
あれもこれもといった考えは一旦捨てて、器具は足し算ではなく引き算で考えていきます。
まずは自分の求めるトレーニングを行なう為の最小限の構成から検討してみて下さい。

ホームジムでフリーウェイトトレーニングを行なう為に必要な器具は下記のようなものがあります。

1,ラック
2,ベンチ
3,バーベル
4,プレート
5,バーベルカラー

1,ラック
ラックは軽量でコンパクトな事が最優先されますので、スクワットスタンドが基本になります。
MBCオリジナルラックは後からでもパーツを追加し大きなラックへの変換が可能です。


2,ベンチ
軽量コンパクトで、立てての収納が可能な物がおすすめです。


3,バーベル
部屋の広さに合わせて220cmの通常サイズと、全長を縮めたショートスリーブタイプから選択しましょう。
MBCPOWERでは台湾GYMWAY社との共同開発でホームジムに最適な全長190cmのショートスリーブバーベルを販売しております。


GSSPB12

4,プレート
必要最小限の量に抑え、余分なプレートは持たず足りなくなったら買い足すのがよいでしょう。
静音性や床に落とした時の安全性を考えるとバンパープレートやコーティングプレートがオススメです。
プレート装着部分の短いショートスリーブバーベルとの相性や、狭い空間での持ちやすさを考えると、
バンパープレートやコーティングプレートでも厚みの薄いもの、持ちやすい形状のものが適しているでしょう。


5,バーベルカラー
バーベルカラーはトレーニング重量に合わせてご選択いただく事をおすすめします、特にワンタッチタイプのカラーは価格と固定力がある程度比例する為、高重量でのトレーニングを行なう方はELEIKOやROGUEといったメーカーのワンタッチカラーか、もしくはGYMWAYのハンドルタイプのカラーをご選択下さい。


【実際の器具の構成例】

アジャスタブルベンチ対応型スクワットスタンドを中心とした構成


以上のラックとベンチを中心とした、スクワットやベンチプレスに加えてインクラインベンチやチンニングを行える構成です。
シンプルでありながらも汎用性が高く幅広い種目を行っていただけます。


トレーニングコンボラックを中心とした構成


スクワットスタンド+ベンチプロップ+コンペティションフラットベンチの組み合わせを中心とした構成です。
このラック構成をELEIKO社ではトレーニングコンボラックと言う名称で販売しており、コンボラックに近い機能とスクワットスタンドの拡張性や経済性を併せ持っています。
ベンチプレスとスクワットの二種目を特に重視する方向けの構成で、ベンチプロップの追加によりベンチプレスのやりやすさは競技用コンボラックと同等水準になっています。

競技用のコンボラックと比較すると『ジャッキ』と『インラック』の2つの機能が省略されていますが、ホームジムではそもそも殆ど使わない機能である為、デメリットになる事はないでしょう。


上記のMBCスクワットスタンドは様々なオプションパーツによる自由なカスタムが可能です。
土台にデッドリフト静音アタッチメントを追加する事でデッドリフトもジャッキ不要で騒音や振動を抑えつつ行なうことも可能になります。


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