オリンピックシャフトについて

Ⅷ ローグバー2.0についての解説

ローグバー2.0はROGUE社のオリンピックシャフトでも主力商品で、クロスフィット競技等で使用されているアメリカで最も人気のあるオリンピックシャフトの一つです。
MBC POWERではこのローグバー2.0をジムに設置してハードな競技練習に使用し品質や使用感を確かめました、こちらのページで解説していこうと思います。
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【ローグバー2.0の外観上の特徴、表面処理】

ローグバー2.0のデザインは好みもあると思いますが私はオリンピックシャフトの中でも美しく優れた部類に入るものだと感じています。
特にスリーブ部分のデザインは秀逸ではないでしょうか。
スリーブ部分のシリコンバンドはカラフルなものが別売りされており、自分好みにカスタムが可能です。


【ローレット】

ローレットは目が細かくややマイルドです、パワーリフティング用シャフトのような強烈なグリップはありませんが、肌を傷付けずクイックリフトやウェイトリフティング種目にも使いやすくなっています。

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目が細かくウェイトリフティング用シャフトに近いローグバー2.0のローレット、山はすべて先がえぐれた火山のような理想的な形になっており高いグリップ力と良好なグリップフィーリングを実現しています。


【シャフト部分、スリーブ部分の表面処理】

ローグバー2.0の表面処理はシャフト部分が黒色亜鉛メッキ、スリーブ部分は光沢亜鉛メッキです。
ROGUE社のチャートによると表面処理の耐腐食性は

ロウスチール→ブラックオキサイド→クロムメッキ→亜鉛メッキ→セラミックコーティング→ステンレス

の順に高くなります。
亜鉛メッキはクロムメッキよりは高く、セラミックコーティングよりは低いとされています。
ROGUE社のバーベルは表面処理の品質も非常に高く、クロムメッキより上の表面処理であれば基本的にサビを心配する必要は殆どありません。実際にMBCジムのローグバー2.0もサビは全く見られません。
ただし亜鉛メッキは同じメッキでもクロムメッキと比べ耐摩耗性や質感で若干劣るようで、スリーブ部分の光沢亜鉛メッキは早い段階で表面がくすんで輝きが無くなってきます。

スリーブ部分にはプレートの滑りをよくするギザギザの加工が施されています。


【シャフト部分の直径】

ローグバー2.0は28.5mm経というパワーリフティング用シャフトとウェイトリフティング用シャフトの中間的な太さとなっています。


【硬さ、しなり】

ローグバー2.0には適度なしなりがあり、BIG3とクイックリフトのどちらにも使いやすいように設計されています


【シャフトの強度】

ローグバー2.0の強度は190,000PSI、これは200,000PSI以上が一般的なパワーリフティングやウェイトリフティング競技用シャフトと比べると僅かに見劣りしますが、一般のトレーニーにとっては十二分な数値であると言えます。

また、非競技用シャフトである為、極限の耐久性が求められるパワーリフティングやウェイトリフティングの競技用シャフトと比べて価格も安価になります。


【センターローレットの有無】

パワーリフティングやウェイトリフティング競技用シャフトにはルール上必ずセンターローレット(シャフト中央部のローレット)があります。
ローグバー2.0にはセンターローレットがありません、センターローレットが無いシャフトはバックスクワットではやや使いづらくなりますが、クリーンやフロントスクワットではローレットで首の皮膚を痛めることが無いため使いやすくなります。
ローグバー2.0はウェイトリフティング種目で使いやすさが優先されています。


【ベアリング】

スリーブに内蔵されるベアリングは一般的にウェイトリフティング用シャフトでは良く回るニードルベアリングが、パワーリフティング用シャフトでは回り過ぎず高耐久のブッシングが使用されます。
ローグバー2.0は回転抵抗の低い特殊なブッシングが内臓されており、この部分もウェイトリフティング用とパワーリフティング用の中間的な特性となっています。


【総評】

パワーリフティング競技用シャフトは、29mm経で非常に硬く、最高のグリップを得られるよう荒々しく強いローレットや、強度の高いブッシングを備え、パワーリフティングや高重量でのBIG3に最適な作りになっています。
しかしその硬さやローレットの強さはクイックリフトでの使用には向きません。
ウェイトリフティング競技用シャフトは、28mm経で非常によくしなり、肌を傷つけない細かいローレットや、回転抵抗の少ないニードルベアリングを持っています。
その特性からウェイトリフティングやクイックリフトでの仕様には適していますが、高重量のBIG3では使い辛さが目立ってきます。

もしあなたがBIG3とクイックリフトの両方を行う場合、パワーリフティング競技用シャフトとウェイトリフティング競技用シャフトの2本をジムに置いておけるのであればそれがベストでしょう。
しかし、殆どの場合(特に予算やスペースの限られたホームジムでは)高価な競技用オリンピックシャフトを2本設置するのは現実的ではありません。

その点ローグバー2.0は28.5mm経というパワーリフティング用シャフトとウェイトリフティング用シャフトの中間的な太さ、適度なしなり、回転抵抗の低いブッシング、そして目が細かくややマイルドなローレットを持っており、どんなトレーニングでの対応できる汎用性の高さを持っています。
また、競技用シャフトよりもリーズナブルな価格も魅力です。

もちろん汎用性の高さは言い換えれば「どっちつかずな性能」とも形容出来ますが、一本でBIG3からクイックリフトまであらゆる種目を行う場合ローグバー2.0は最適な一本でしょう。


【米国有名レビューサイトで最高の一本と評価された、初心者や女性にも使いやすいオリンピックシャフト】

上記のようにバランスが良くリーズナブルなローグバー2.0は近年アメリカで最も人気のあるオリンピックシャフトの一つとなっており、米国の有名トレーニング器具レビューサイトでも「調査した55種類のオリンピックシャフトの中でベストである」と評価されています。

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